PROFILE
2016年、大学を中退した後に当時興味を持っていた農業の道へ進出。香川・北海道・長野と全国を転々としながら、野菜農家や酪農家のもとに住み込みで働く。3年間農作業へ従事した後、2020年に八百鮮へ中途入社。現在は「日本の過疎地域の復興」を目指し、日配部門のチーフとして活躍中。
「自分だけの強みを活かせ」 先輩との居酒屋で 気付かされた。
魚でも野菜でもなく、牛乳や納豆などの加工食品を扱う「日配部門」を選んで入社したのは、当時できたばかりの部門ですぐに主力として活躍したかったから。でも、現実は厳しく、当時は全く評価されませんでした。先輩と週一で飲みに行っては、自分の愚痴にも近い考えをぶつける日々。見かねた先輩に「活躍するためには、自分の強みに気づかなくちゃいけないよ」と助言されたんです。であれば、自らの強みである行動力を武器にすればいい。次の日から、部門を飛び越え野菜のカットから魚のパック詰めまで、あらゆる部門の作業を手伝うようになりました。そこから、少しずつ信頼されるようになっていったんです。
見たことのない調味料を 「とりあえず」 で仕入れてみた。
仕入れ担当としても「自分の行動力を活かして、誰にもできない場所にたどり着けないか?」と考えるようになりました。そこで、あらゆるスーパーマーケットでひたすら調味料を眺めて、気になるものがあれば「明日とりあえず仕入れてみよう!」と積極的に仕入れてみたんです。僕自身は全く料理はしないんですけどね…。(笑)ただ、その結果、相場はもちろん「これをこの値段で売れば話題になるぞ!」というツボにも気づき始めて。あるヨーグルトを半額で売って、通常の5倍の速さで売り切ったこともありました。そうして八百鮮の噂を町中に広めた結果、全店舗の日配部門の代表になることができたんです。
誰もが発注できて、 責任を持てる組織へ。
「日配部門で、売り上げで伝説をつくる」。その熱量があったからこそ、部門長になってからも日配部門の進化を止めたくはなかった。だからこそ、全店舗で日配部門の仕入れ担当者を一人ずつ育てて、僕が全店舗の発注を担っていたのを各店舗の担当に任せたんです。その裏側には「自分たちの発注した食品を、責任持って売り切って欲しい」という想いがありました。そして今は、新人社員からパートさんまで、誰もが「発注」を担当できる仕組みを作り上げている最中。全員が売上に責任を持つことで、日配部門の熱量を高めて、お店の中の売り場面積を少しでも増やしたいんです。1から部門を育ててきた身として、まだまだ挑戦を続けていきますよ。
関わる人たちの声
自分の注文や
ワガママに
最大限
対応してもらってます!
福岡さんはとにかく明るくて、常に声を出して店内を見渡してお客様のためにとお店のためにどうすればいいのかをバランスを見極めてやっておられる印象です。こちらからのワガママにも最大限対応してもらえますし、その人当たりの良さが他の従業員の方にも影響して、とても良いお店を作られていると思います!…ただ、ある日急に五厘刈りになったことは衝撃でした。ぜひ、これからも五厘刈りキープでお願いします。(笑)
自分の仕事だけ
でなく
他のメンバー
からも頼りに。
福岡さんが入社してすぐの頃は、若いこともあり行動力があるな、と感じていました。今では自分の仕事だけでなく部門の他のメンバーの相談に乗っていて、全体的に色々サポートしていると思います。福岡さんには、今までしっかり培ってきた経験を生かしてこれからも前向きに頑張って欲しいと思います。私は創業当初から八百鮮と取引を続けていますが、創業期からの価値観を大事にしつつ、これからも成長していってほしいです。