PROFILE
果物屋を営む実家のもとに生まれ、果物に囲まれた学生時代を過ごす。国際系の学部を卒業したのち「死ぬまでに一度は住んでみたい」とアメリカ・ニューヨークへ1年半移住。帰国後、アパレルショップにて新ブランド展開などを経験したのち「果物とストリートカルチャーを融合させたい」という志を胸に2019年に八百鮮へ入社した。
「当たり前を徹底する」 それだけで 成り上がった。
大阪・アメ村の地でフルーツパーラーを立ち上げる。それが果物屋の実家で生まれ育った僕の夢でした。だからこそ、八百鮮の求人を見かけた際、勢いと仕事内容が自分の夢とマッチするなと感じたんです。自分の夢を叶えるためにいち早く仕入れのノウハウを学びたかったのですが、もちろんすぐに市場に出られるわけではありません。そこで、「当たり前のことを徹底する」と言う目標を自分の中で打ち立てました。落ちているゴミを拾う。時間は守る。備品は自分が取り替える。誰でもできることかもしれません。ただ、それを徹底するだけで他の人よりも確実に目立てますし、それが仕入れを任される一番の近道だと感じたんです。
八百鮮で初めての 「果物のプロ」 に。
しかし当時、僕は「仕入れ担当を任される」ことがゴールだとは決して思っていませんでした。というのも、当時の八百鮮にとって果物は優先度が低い商品。青果部門のチーフが野菜も果物も仕入れるのが当たり前になっていました。だからこそ「これから会社を伸ばすなら、絶対に果物に力を入れましょう」と常に経営陣や先輩社員に交渉していたんです。それはもちろん「会社が何を大切にしているか?」を日頃から吸収し、当たり前を徹底していたからできたことでした。そうして1年間地道な下積みと交渉を続けた結果、会社で初めて「果物の仕入れ担当」を任され、フルーツのスペシャリストとしてデビューすることができたんです。
いちごを大量に買い込み 全力で 「お祭り男」 へ。
仕入れ担当になってからは「男気勝負」を乱発しました。「いちごを50パック買ってくれたら1パック500円。100パック買ってくれたら1パックあたり450円で売るよ!」という営業トークに対して、「在庫の500パック全部買うから1パック300円で仕入れさせてや!」と勝負を仕掛けるんです。もちろん、そんな量が売れる保証はどこにもありません。でも、仲買人さんの心を掴むには「迷ったら負け」。だからその日は、大量のいちごを格安で店に持ち帰って、一番目立つ売り場で「いちご祭り」を開催しました。結果的にお客様の目に留まって500パックの苺を完売できたんですが…「この仕事してたらブレーキが壊れるな」と、改めて思います。(笑)
関わる人たちの声
渡邉さんの
気持ちいい接客が
お店全体に
波及しています。
鮮度の良い品や、なかなか食べられない品で食卓が豊かにしてくれている八百鮮。私は飲食店を営んでいるのですが、その近所にある空堀店の店長・渡邉さんはとても丁寧で、いつも笑顔で対応してくれます。八百鮮で若い社員さんが元気に働いている姿は見てて気持ちが良いですし、それはきっと渡邉さんの人柄や接客の姿勢が生み出した良い影響なんだろうなと思います。このまま頑張って欲しいですね。
「ダメなものはダメ」
と言える。
だから
お互いに成長できる。
初めての印象はポーカーフェイスで何を考えてるかわからない人と思いました。(笑)でも、商談時に自分の考えを言いつつ、僕の考えにも耳を傾けながら、いいものはいい、ダメなものはダメと言える姿勢が、本当に気持ちいい商談につながっていると思います。これからも、お互いに切磋琢磨して一緒に大きくなっていきたいですね。渡邉さんには早く偉くなってほしいです!